投資信託のリスクは?
資産運用を行うことで得られる収益をリターンと呼び、投資信託での資産運用は一般的に「ハイリスク・ハイリターン」、「ローリスク・ローリターン」の傾向にあります。投資信託は値動きのある株式や債券等に投資しているため、市場の動向などにより基準価格が変動します。したがって、投資信託には元本の保障がありません。
大きなリターンを求めるとリスクも大きくなる
投資信託は商品ごとにリスクの種類や大きさが異なり、主なリスクには以下のようなものがあります。-
- (1) 価格変動リスク:組み入れている株式や債券等の価格が変動するリスク。
- (2) 為替変動リスク:外国の株式や債券等で運用する際の為替変動によるリスク。
- (3) 信用リスク:組み入れている債券等の発行体が財政難、営業不振などに陥るリスク。
- (4) 金利変動リスク:組み入れている債券等の金利変動により基準価格が変動するリスク。
- 投資信託による資産運用の際には以下のヒントを参考にしリスクとリターンをコントロールすることが必要です。
-
- (1) 資産の分散:値動きの異なる様々な資産に分散投資すれば、リスクも分散され、安定性が増します。
- (2) 長期保有:市場は世界情勢に大きな影響をうけるため、短期的には大きく変動することがありますが、長期でみると変動リスクが小さくなる傾向があります。
- (3) 時間の分散:1回に全額投資するのではなく、何回かに分けて投資したり、毎月一定額を積み立てるなど、購入時期を分散させることでもリスクを小さくすることができます。
投資に際してのご留意点等
投資に際しては、取扱商品・手数料など各ページの記載事項や目論見書、目論見書の「収益分配金に関する留意事項」、取引規程、取引ルール等をよくお読みいただき、商品・取引の仕組みやリスクなどを十分にご理解の上、ご本人の判断と責任においてお取引ください。
- 【投資信託について】
-
- 買付時の手数料は無料ですが、信託報酬等の諸経費をご負担いただきます。
- 信託報酬は、純資産総額に対して年率2.585%(税込)を乗じた額を上限とし、ファンドによって異なります。
- ファンドによって、換金時に信託財産留保額をご負担いただきます。その額は、約定日の基準価額に0.5%を乗じた額を上限とし、ファンドによって異なります。
- ファンドには、信託財産の監査、投資対象の売買手数料、資産の保管、信託事務の処理、等の諸費用(それらにかかる消費税含む)がかかり、信託財産から支払われます(ファンドによっては、マザーファンドなど投資対象有価証券にかかる費用含む)。これら諸費用は、保有期間や売買条件、額、運用状況等に応じて料率や金額が異なるため、その料率や金額を予め明示することができません。
- ファンドは、組み入れた有価証券等の価格や市況・金利・為替相場等の変動、発行者の業務・財産状況の変化等により基準価額が上下し、損失が生じる恐れがあります。また、ファンドによっては、株式指標等に連動する性格をもたせているため、同指標等の価格変動により基準価額が上下し、損失が生じる恐れがあります。
- ブル(レバレッジ)型、ベア(インバース)型の投資信託の価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。
上記の理由から、ブルベア型の投資信託は、中長期にわたる投資の目的に適合しない場合があります。
ブルベア型の投資信託は、投資対象物や投資手法により銘柄固有のリスクが存在する場合があります。