投資信託を選ぶポイント
教育資金、老後資金、住宅資金など、さまざまな投資目的があると思います。投資信託には投資家のニーズに応えるため、多くの種類の商品があります。商品を選ぶには、投資の目的を明確にし、商品の性質を理解して組み合わせをしましょう。
多くの種類がある投資信託を選ぶ際のポイントとは?
1. 目的性
投資信託には多種多様な商品があります。老後の備え、マイホーム購入、子供の教育資金など目的を明確にした上で、目的に応じた投資信託を選びましょう。
2. 安全性と収益性
投資信託には、様々な種類があり、債券(公社債)を中心に運用する安全性重視のものから、株式を中心に運用する、リスクの高いものもあります。投資信託には元本の保障がなく、一般的にはより高い収益を求めると、その分リスクも高くなる傾向にあります。
また、市場は短期間でみると一時的な要因で大きく変動することがありますが、長期間でみると、この変動リスクが小さくなる傾向があります。
投資信託による資産運用の際には自身の求める収益と安全性のバランスを考慮して運用する必要があります。
3. 換金性
すぐに使用する予定がある短期の運用資金の場合、換金性は重要です。投資信託はMRFやMMFのように即日換金できるものもありますが、通常、代金の受け取りまで4~5営業日かかります。また、一定期間換金できない「クローズド期間」を設けて換金の制限がある商品もありますので事前に確認が必要です。
4. 費用
投資信託は買ったとき、売ったとき、そして持っている間にも費用がかかります。どのタイミングで費用が高く設定されているかは投資信託ごとに異なるため、注意が必要です。買ったときの手数料が無料でも、解約時に高い手数料がかかったということでは、なんのために安い手数料の投資信託を探したのかわからなくなってしまいます。そこで、購入前に買ってから売るまでにかかる費用を比較することが重要です。
投資信託にかかる費用としては、「販売手数料」、「信託報酬」、「信託財産留保額」、「税金」などがありますが、なかでも「販売手数料」と「信託報酬」は投資信託の二大コストといわれており、特に注意が必要です。
投資に際してのご留意点等
投資に際しては、取扱商品・手数料など各ページの記載事項や目論見書、目論見書の「収益分配金に関する留意事項」、取引規程、取引ルール等をよくお読みいただき、商品・取引の仕組みやリスクなどを十分にご理解の上、ご本人の判断と責任においてお取引ください。
- 【投資信託について】
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- 買付時の手数料は無料ですが、信託報酬等の諸経費をご負担いただきます。
- 信託報酬は、純資産総額に対して年率2.585%(税込)を乗じた額を上限とし、ファンドによって異なります。
- ファンドによって、換金時に信託財産留保額をご負担いただきます。その額は、約定日の基準価額に0.5%を乗じた額を上限とし、ファンドによって異なります。
- ファンドには、信託財産の監査、投資対象の売買手数料、資産の保管、信託事務の処理、等の諸費用(それらにかかる消費税含む)がかかり、信託財産から支払われます(ファンドによっては、マザーファンドなど投資対象有価証券にかかる費用含む)。これら諸費用は、保有期間や売買条件、額、運用状況等に応じて料率や金額が異なるため、その料率や金額を予め明示することができません。
- ファンドは、組み入れた有価証券等の価格や市況・金利・為替相場等の変動、発行者の業務・財産状況の変化等により基準価額が上下し、損失が生じる恐れがあります。また、ファンドによっては、株式指標等に連動する性格をもたせているため、同指標等の価格変動により基準価額が上下し、損失が生じる恐れがあります。
- ブル(レバレッジ)型、ベア(インバース)型の投資信託の価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。
上記の理由から、ブルベア型の投資信託は、中長期にわたる投資の目的に適合しない場合があります。
ブルベア型の投資信託は、投資対象物や投資手法により銘柄固有のリスクが存在する場合があります。